「許せないけど好き」そんな感情の対処法について

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何も問題もなく付き合っていて、大好きで、幸せだったのに。    

突然、隠し事を打ち明けられたり、浮気をされたり、嘘をつかれたり、信用できなくなることをされてしまう。    

どうしても受けいれられないけど、好きなままだったらどうするのがいいのか。        

好き と 許せない が同時に存在するのはとても苦しい。    

好きはもっとポジティブな感情と結びつくべきものだから。        

「そんな奴嫌いになればいいのに」「何で別れないの?」

周りはそう言うだろうし、その通りなんだけど、

きっと、その人は、それ以外は、とてもやさしくて、一緒に居てたのしい人で、だから嫌いになれないんだろう。    

そんな時、もちろん、内容にもよるかと思うが、私はその場で答えを出さなくてもいいと思う。    

許す選択はその場で取れても、継続することが難しい。  

よく考えたら許せない!と後々もふつふつ怒りがわき出てくるから。            

でも、苛立っても、苦しくても、それでも好きだとしたら、自分の好きを貫いてもいいんじゃないだろうか。  

周りは、離れろというかもしれないけど、受け入れる覚悟が持てたなら。  

自分で自分の選択を尊重することは、決して不幸にはならない。  

     

そして、私の場合だが、好きで一緒にいるなら許さなくてはいけないと思っていた。  

でも、それも違う。    

その二つの感情を分けて考えてみたら、楽になった。    

「この人のことが好きだ」だから「されたことも許す」   ではなくて

「この人のことが好きだ」だけど「されたことは許せない」   でいいのではないか?    

感情に蓋をして、閉じ込めるのは苦しい。  

「怒り」「悲しみ」「欲望」「執着」   封印しなくてはいけないと思わず、全部、外に出してあげると楽になる。    

「許せない」という感情が、攻撃という形に変わらない限り、自分の感情はどこまでも自由なはずだ。    

   

人によっては、許さなくてはならない状況の人もいるだろう。  

離れることが出来ないから、許したくはないけど、許したほうが楽だから。    

その場合も、表面上は、許す形をとって、こっそり吐き出し口を作り、愚痴を吐くのがいい。  

信頼関係の構築の努力なんてしなくてもいいし、 もしその人が信用できないと思ったら、無理に向き合おうと思わずに、これからはその人に注いでいたやさしさを、100%自分に注いでほしい。  

もし、そこから抜け出せるチャンスがあるとしたら、頭の中で方法を考えておくのもいい。            

そしてなにより。  

段々時間が経つにつれて、その人のことを許せる時が来るかもしれない。

怒りの感情は遅かれ早かれ絶対に弱まるから。

その人のこれからの態度を見て、時間を置いて考えればいい。          

感情がどちらに揺れるかは分からないけど、許せない方向にはっきり振り切った瞬間に決断すればいいのだ。          

一番大事なのは、その人を受け入れるかどうかではない。    

なによりもまず、自分の気持ちを受け入れてあげることだと思う。    

許した自分も許せない自分も悪くない。  

許せなくても好きでも全然いい。

一日一日気持ちが違ってもそれでもいい。        

みんなが、苦しまずに、納得のいく決断が出来ますようにと願っている。  

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