去年の、傷ついた日の

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去年、つらいことがあった。

お風呂大好きで湯船にお湯を貯めて本を読みながら長風呂するのが趣味な私でもお風呂に入れなくなった。

気づいたら3日くらい髪を洗えていない。食欲もなく、泣きすぎて顔が死んでいた。

私は感情をためておけずに言語化してストレスを解消するタイプなので
誰でもいいから聞いて!と、数人に悩みをラインでぶちまけた。

結果、言わなきゃよかったと思った。

それは全員ではもちろんなかったけど、「私なら無理だな」「あっはは」「そうなんだ」

と軽いテンションで返してくる人もいたからだ。

これまでの人生にもこんなことはあった。

私の文章やTwitterを普段読んでくれている人がいれば、メンヘラっぽいのに意外…とお思いかもしれないが、私は正直人に重い話をするのが苦手。

悩んでいるとか辛いなんて言えなくてメンタルが強いのを取柄にしている。

辛い話を人に話してもネタっぽく話してしまうし「だけど元気です!」「まぁそんな感じだけど大丈夫♪」と明るく締めてしまう。

周りも私なら大丈夫だと思ってるので「絶対死なないタイプだよね」「強いよね」と言ってくる。

でも心底辛いときは別だ。

去年身に染みたのだけど、相談は気軽なようで重い行為。

自分の傷や悩みを人に打ち明けたら更に傷つく可能性がある。

私はTwitterで時々人の悩み相談に答えさせてもらっている。

質問者様を絶対に傷つけないで全肯定する気持ちでやってはいるものの、そもそも「私の傷つかない言葉」と「相手の傷つかない言葉」が同じなのかもわからない。

そして、その人の痛みを想像することはできるが、本当に同じ思いをして同じ立場の人じゃないとわからないことがあるのだと去年知った。

これを読んでくださっている方も、誰かに相談した時に偉そうに強い言葉を言われることがあるかもしれない。

でもその人は、そんな経験をしていないから言えるのだし、同じような経験はしていたとしても、あなたじゃないのだからわからない。

人にはどれだけでも強い言葉が言える。

みんな自分は棚に上げているし、言うだけなら簡単だから。

正論は、言っている側は気持ちよく、言われている側もその通りだと思ってしまい言い返せない。

でも、会話は正しくなくていい。そんなことは問題じゃない。

正しさより、やさしさが重要だ。

正解は誰に教えられなくとも自分で後から気づく。でも優しさはまさに今、その瞬間に欲している。

傷ついた話ばかりをしてしまったけど、もちろん辛い時に励ましてくれる人達もたくさんいた。
Twitterでしか関わったことのない人が私のために言葉をくれた。

優しい人もいるんだなと思えた。その時の人達がもしこれを読んでくれていたらお礼を言いたい。頂いた優しい言葉は全部覚えています。ありがとうございます。

傷ついたらその分、誰かに寄り添える気がする。

もしかして私の経験や傷が、誰かを救うこともあるかもしれない。

私の辛さが誰かの救いになったらこんなにうれしいことはない。そんな気持ちでいつも文章を書いている。

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