好きだった人へ

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心のどこかしらの一部が死んで耐えられなそうにないのに、なんとかギリギリ息だけ吸って吐いているので生きています。

私はそんな感じですがあなたは元気ですか。
元気だったらいいようなよくないような気がするんですけど、やっぱり元気だったらいいですね。それが誰であれあなたであれ元気に越したことはないのでしょう。
あなたに一つだけ聞きたいことがあります。

なんで突然あんなに冷たくなったんでしょうか?どうして男の人は急に冷たくなるのでしょうか?
私は何かしましたか?あなたには好きな人が出来たんでしょうか?私たちは一生一緒にいるんじゃなかったんですか?

一つじゃなくてせっかくだし聞いてみようと思ったら、あふれ出して、結局止まらなくて言葉の大洪水になってしまいますね。そのまま降ってあなたの顔の上に直接降りまくってあなたが水浸しになって….。

そんなことを考えてしまうということは私は恨んでいるんでしょうか。もう忘れた、と言い聞かせながら、こうして何度もあなたの顔を思い浮かべてしまうのは、恨んでいるんだと思います。

愛情や楽しい記憶は別れた後、簡単に消えてしまうのに、憎しみが消えないのは悲しいことだと思います。

楽しい記憶を思い出しましょうか。
2人で夢の国に行った時の話、あなたも思い出してください。

その時に私ははしゃいであなたの腕に絡まっていて、行き先をあれこれ一人で決めていましたね。子どものように休まず遊びたがる私にあなたは何も言わずついてきてくれました。優しかったです。

あなたが私に恋をしていた時、浮かれて口に出していた全ての言葉を、今一度、同じ顔で同じ声で同じ性格のあなたから聞きたいのです。

それが、別れ際にずっと思っていた私のたった一つのお願いだったんだと思います。

元に戻ってくれないかな。時間も感情も全部。

なんで私たちは離れてしまったんでしょうか。

他の夫婦の話を聞きます。喧嘩しながら、冷めた顔で目をそらしながら、そんな風に、愛はなくとも隣に居れる関係はあるのだと知ります。

だったら私たちに足りなかったものはなんなんでしょうか。

今思えば我慢でしょうか。思いやりの心でしょうか。私にはわかりません。

離れたくなかった。でも余裕がないんですよね。あなたの顔を見ていれば分かりました。

あなたは優秀であなたは何でも出来るので。周りの人は足を引っ張るだけになってしまい、一人で生きる方が楽なんでしょう。

癒しにも対等にもなれず、真っ先に切り捨てる重荷。そんなふうになってしまっていた私自身が悲しいです。

あなたを好きになった理由はいろいろあるけど、それはもう散々交際中、あなたに伝えてきましたよね。
その中から一番の理由を選ぶとしたら、やっぱりシンプルに楽しかったからかな。

本当はずっと楽しいまま一緒に居たかった。ただ隣に居たかった。

でも叶わなそうだし、これもきっと読まれないのでここにこっそり書いておきます。

大好きでした。では。

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