学生の頃、加藤ミリヤが流行っていてギャルの親友がよく聴いていた。
LastLoveという歌があり「誕生日はひとりなの?クリスマスもひとりなの?君はどこにもいないのに」
と加藤ミリヤが歌っていた。
当時の私は「いやいや、そんなことないでしょ。友達と過ごせばいいじゃん」と冷静にその歌にツッコミを入れていたほど冷めていた。
最近、誕生日一人なのを二年連続で経験して、あぁ確かに彼氏いないと一人だわ、と思ってしまった。
友達なんてみんな結婚しているしわざわざ大人になって誕生日祝ってくれないよ。
なんならもう誕生日おめでとうラインすら誰からも来ないや。年取りたくないし、むしろめでたくもないや、と。
そんな加藤ミリヤも今は結婚している。
そう言えば西野カナも流行っていた。
「会いたくてふるえる」と歌っていて、はじめは私の周りも「ふるえるか?」と疑問を感じていたのに
「恋愛すると西野カナの歌詞共感できる」とか次々みんな言いだしたな。
そんな西野カナも今は結婚していて
雑誌のインタビューで「20代前半に書いた歌詞の心境もめっちゃわかるけど、今の私ならそこまで不安にさせる人は選ばない」と言っていたのを見た。
やばい。
やばいのは、自分だけ時が止まっていることだ。
やばい。私の人生だけ全く動かない。
学生の時に好きだったAKB48の神セブンだってほとんどがみんな結婚している。あっちゃんもマリコ様も子供がいる。
なのに私だけ時が止まっている。大学生みたいな恋愛を続けて、大学生みたいな価値観で、大学生みたいな雰囲気で生きている。
顔はしっかり老けているのに。
独身の人は若い。と世間ではよく言われている。
周りを見ているとなんだか納得する。
それは、自分を磨く時間とお金が既婚者よりあるからだとか、苦労がないからだとか言われているけど、
私は、自分の事しか考えなくていいから、な気がする。
悩みや喜びのレベルがあまり上がらない。変化がない日々は心の老いを止める。
不思議と心が幼いと、顔も子供じみてくる。
顔そのものが若いわけじゃなく、醸し出す雰囲気みたいなものが若いのだ。
シミやシワが増えてもどこか幼さを残した自分を見てそう思う。
もちろん、結婚以外で自分が変化したり成長することはある。
が、それでも仕事や趣味や恋愛だと、どこまでも自分が主役で自分の事しか考えなくていい。
そろそろ、他人と生活してダメ出ししあったり、喧嘩して揉めたり、家買うか買わないか、子供は出来るのか欲しいのか悩んだり、子供を育てて子供のことを考えたりしたい。
結婚したら幸せになれるとは別に全く思ってない。
ただ私は悩みのレベルを上げたいのだ。
こんな風に毎日マッチングアプリで検索しても全く自分の希望条件満たす人がいないと嘆いたりとか、付き合っても音信不通になられたりとか、出会いがないとか、彼氏が結婚願望ないとか、休日やることがないとか、婚活が嫌だもう独身でいようかなとか、そんなことで悩みたくない。
もっと他の、旦那や子供の事で悩んだりしたい。
ここ数年考えていることが変わらないのは恐怖だ。
隣に居る人が変わり続けていることも恐怖だ。
私はいつまでこんなに変わらない悩みを抱えて、安心感のない日々を一人で生きてくんだろう。
今年こそせめて誰かにプロポーズされたい…。
そんなことを、学生の頃流行った懐かしい曲たちを聞きながらふと思ってしまった。
おすすめの婚活・恋愛漫画はこちらの記事をご覧ください↓
↓こちらの本はAmazonオーディオブック Audibleの無料体験で聴くことができます。
コメント