異性に会う機会が多い私は、好きなタイプについて聞かれることも多い。
私はその時「優しい人」「面白い人」と答えるていたけど、じっくり考えた結果
「ラクな人」が一番だと正解に辿り着いた。
なんだか一緒にいると疲れる人っている。
会話を数時間しているだけで、気を遣いすぎてグッタリしてしまう。
相手の話を聞く疲れだったり。
相手が話さないので話題を提供しすぎる疲れだったり。
相手のテンションが高すぎて疲れてくる人もいるし、愚痴ばかり聞いて疲れてくる人もいるし、自慢ばかり聞いて疲れてくる人もいるし、やたらハッピーポジティブで疲れてくる人もいるし、意識高すぎて疲れてくる人もいるし、歩くの早くて疲れてくる人もいるし、ダメ出しされすぎて疲れてくる人もいるし。
まぁ要するのに、一緒にいてなんだか疲れるなぁと感じる人は男女問わず割と多いのではないだろうか?他人といると多少のストレスはかかるものだ。
そう言えば、合コンで出会い何度か会った人で異常に私を疲れさせてくる人がいた。
その人は、私に優しくもしてくれた。
美味しいものをご馳走したり、手土産を買ってきてくれた。
でも、私にその倍求めた。
特に褒め言葉を求めた。
その場でも沢山喜んでるのに、その後も何度も何度もラインや電話で喜ぶことを要求してきたのだ。
それだったら手土産なんてくれなくてもいいのに…と言いたくなるほどに褒め言葉の要求がすごくて負担だった。
そして、自分の嘘か本当かも分からぬ自慢ばかりひたすら聞かされた。
思い返すだけで疲れてくる。
一見、私に優しいように見えて自分の欲求を満足させる道具としてとか思ってないんだなと思った。
他にも色々あるが、その人との出会いは私の婚活史上トップクラスで嫌な思い出になっている。
求められるのはしんどいと改めて思った経験だったからだ。
与えてきて求めてくる人より、与えてこないで求めてもこない人のが全然ラクだなぁとすら思う。
「女は痩せるべき!」
「料理してくれ!」
「こんなタイプが好きだからそうなって」
「他のやつと連絡取るな!」
そんな風に言われると、一緒にいるのが窮屈に感じる。
「いてくれるだけでいいよ」
「そのままでいて」と笑いかけられるとラクだ。
頑張らないでいいのはとてもラク。
すっぴんでも許されるのはラクだし、その人の前で好きなことを話せるのはラクだし。
何も話さずにそばにいるのもラクだし。
自分のことをなんでも許されるのはラクでたまらない。
私の好きなタイプは一緒にいてラクな人だなと改めて思うのだった。
ラクとは、優しさより賢さよりかっこよさよりも心地よいのだった。
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